新事務所開設のご案内
新事務所を開設しております。
〒569-0077
大阪府高槻市野見町2-1 IKビル高槻1階
電話・ファックスの変更はございません。
先週、東京で開催された「優生保護法問題の全面解決をめざす10.25全国集会」で連帯スピーチをしました。
連帯あいさつは、元宮城県知事 浅野史郎さん、雨宮処凛さん、私の3人。
優生思想は今も続いているのではないか、そして、原告が高齢化で亡くなっていく今、国は早期解決を目指すべきとあいさつしました。
優生保護法問題の全面解決をめざす 10.25 全国集会にお集まりの皆さん、お疲れ様です、一般社団法人LGBT政策情報センター代表理事で前衆議院議員の尾辻かな子です。
私は2005年大阪府議会議員をしていた時、レズビアンであることをカミングアウトしました。見えないマイノリティの見えない問題はいつまでたっても社会の課題にならない。私もそうでしたが、当事者の子ども、若者はいじめられ、自尊感情を傷つけられ、希死念慮が高い。あなたはあなたのままでいい、そのメッセージを届けたいと、日本で初めてのオープンな同性愛者の政治家となり、差別や偏見と闘ってきました。
ドイツで政権をとったナチスは、ホロコーストとして約600万人のユダヤ人の命を奪い、約20万人の障がい者も命を奪われました。同性愛者もまた、子どもを作らない劣った存在として、法律により罪とされ、逮捕され強制収容所に送られました。
優生思想は過去のものではありません。2018年、杉田水脈衆議院議員、現総務省政務官が雑誌新潮45に「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」と書きました。この記事を見つけ、警鐘をならし、最初にツイートしたのは私です。ツイートは1万リツイートされ、障がい者団体の皆さんからも優生思想であると怒りの声をあげて頂きました。昨年、LGBT理解増進法を議論した自民党の会合で、簗和夫衆議院議員、現文科副大臣は「LGBTは種の保存に背く」と言われました。まさに優生思想です。また、トランスジェンダーが戸籍の変更をする場合は、生殖機能をなくす手術が要件となります。2020年に成立した生殖補助医療法では、第3条4で、「生殖補助医療により生まれる子については、心身ともに健やかに生まれ、かつ、育つことができるよう必要な配慮がなされるものとする。」と障がいのある子どもの誕生を否定するような文言が入りました。いまだに優生思想が入り込んでいます。
だからこそ、過去の間違った優生思想による強制不妊手術について、これ以上国は判断を引き延ばしすべきではありません。亡くなる原告もいらっしゃいます。国は大阪、東京高裁判決を受け入れ、最高裁への上告を取り去げ、一刻も早く謝罪、賠償に踏み切るべきです。皆さんの闘いは、障がいのある方、その関係者の皆さんだけの闘いではありません。次なる優生思想に基づく政策を止め、変える力になります。皆さんと一緒に声をあげ、必ず謝罪、賠償を勝ち取りましょう。ありがとうございました。
12月25日土曜日のクリスマスの夜、天神橋筋六丁目近くにあるNPO法人Homedoorさんの夜回りボランティアに参加しました。
2016年の冬にも一度夜回りボランティアをさせてもらい、今回2回目となります。
ガイダンスを受けたあと、夜回りで持っていくマスク、カイロ、飲み物、お菓子を分けて手渡しできるように袋につめます。
次に渡す袋の中にいれるホームドアの概要を説明したカードにに手書きでメッセージを書きます。
夜回りで食事などを配ることが目的ではなく、食事などを配るのは手段であり、
ホームドアの存在やできることを知ってもらい、何かあったときには相談にきてほしい、そのための夜回り活動です。
配るお弁当は、「居酒屋てつたろう」の オーナー柳川誉之さんがつくって運び込んでくれます。
「誰かの自殺を防ぎたい」 ホームレスに弁当を配り続ける居酒屋店主 動機は実兄の自殺「あの時、何かできなかったのか」
8時半ごろから私は梅田コースで出発しました。
まず、25人分の渡す食料などがかなり重い。
これを持って歩くことがなかなかハードでした。
寒波が来て寒いけれど、クリスマスでにぎわう梅田のまちで、
地下街に行き、ベンチに座っている方に声をかけます。
ベンチに座っているのに、目に入っていたのに、入っていなかった。
今まで街を歩いていたときに、路上生活をされているかもしれない方を
見つけるという目を持たずに、歩いていたことを実感します。
さらに、排除アートとも呼ばれる座る場所、横になる場所を
作らせない構造が梅田にもたくさんあります。
ずっと座っていられない石のベンチ、斜めにカットして座れない生垣のへり。
横になれないようにひとりずつ区切られているベンチ。
さらにコロナで撤去されたソファも。
いつも回っているホームドアのスタッフ松本さん方が、今日はクリスマスなのでいつも路上生活の方がおられる場所にもお客さんがたくさんおり、あまり出会えないと。
クリスマスにはこんなところにも余波があるのかと驚きました。
路上生活をしているようには全く見えない服装の方もいます。
いろいろな事情で梅田におられる方々と声かけをする、お話をする。
何度も会い、お話をする中で信頼関係を築いていく。ロッカーを借りるのに身分証明書がないから借りれない、団体で借りてほしいとか、家はあるけれど、家族と折り合いが悪く帰れないとか。
ふと、2013年ごろ、十三にいたときに、事務所の近所の高架下にいらしゃった女性が、お正月をまたいで凍死されたことを思い出しました。この方も家があり、ご家族がおられたものの路上生活をされ命を落とされました。私も声掛けなどはしていましたが、あの時、もっと自分に何かできたのではないかと悔いてきました。
この日、夜回りが終わったのは11時を過ぎていました。歩数は、約1万5千歩。
自分がいかに街の中できちんと見ていないのか、見えていないものがあるのかを実感した4時間半でした。
参加させていただいたホームドアの川口代表、松本さんはじめスタッフの皆さん、一緒に作業、夜回りをさせてもらったボランティアの皆さん、お世話になりありがとうございました。
2021年の最後の週となりました。
今年は総選挙もあり、本当に多くの皆さまにお世話になりました。
心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
「最近どうしてるの?」
「今後どうするの?」
お世話になった方々から多数ご心配頂いています。
10月31日投開票の第49回衆議院選挙では惜敗となり、
現在のところ党の大阪第2区総支部長も選挙とともに解任となっているので、
立場としては、立憲民主党の一党員となります。
国会に送って頂いた4年間、
毎日必死で仕事をしてきました。
議席を失った今、頂いたご相談などを国会で質問したり、
解決のために省庁と交渉したりできないのが残念です。
ただ、もう一度、国会で仕事がしたい思いに変わりはありません。
今後については、党からの元支部長へのヒアリングなどの日程もまだ決まっておらず、わからないところもあります。
ということで、2022年は白紙の状態でスタートしますが、
粘り強く、前を向いて進んでいければと思います。
大寒波で本当に寒さ厳しい年末となりました。
お体には十分お気をつけてお過ごしください。
(写真は先日開催されたのふーどばんく大阪のイベントと公園で撮った猫。前に進む決意あふれるポーズだったので。)
追記 駒川中野の事務所はどうなるのかとお問い合わせを頂いております。
事務所は維持しておりますので、ご用事の際は事務所までご連絡ください!
みなさんの声をはげみに、この4年間、頑張ってこられました。 そして、私にはやり残したことがたくさんあります。
あなたの声が、尾辻かな子の力になります!
【#おっつんを推す理由 キャンペーン】
尾辻かな子を国会に送り返していただきたく、尾辻への応援メッセージや、尾辻の良いところ(!?)、叱咤激励もふくめて、ツイッターで #おっつんを推す理由 とハッシュタグをつけて投稿してくださるとうれしいです。
あなたの周りの人に「尾辻かな子」を知らせてください!おすすめしてください!
東住吉区の事務所、生野事務所のオープンスペースにも、メッセージ用紙を準備しています。お立ち寄りの際にはぜひ、メッセージをお願いします。
(生野事務所についてはこちら https://otsuji.club/blog/?p=3316 )
【電子為書き】
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激励と必勝への願いを込めて送るもので、「電子為書き」はツイッター上で簡単にメッセージが送れるものです!
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#おっつんを推す理由 キャンペーンと合わせてよろしくおねがいします!
#誰も置き去りにしない社会へ
10月4日、第205回国会が開会しました。
朝、地元での街頭宣伝を終え、東京へ。移動中に、総選挙を19日から実施する意向の報道を知りました。
憲法53条に基づく国会開会要求に2か月半応えず、総理指名の臨時国会で代表質問だけで総選挙という日程。予算委員会もありません。岸田総理としての方向性もはっきりわからないままの解散というのは、説明責任が果たされていません。
国会での本格的論戦を回避した政治日程は、コロナ対策の空白を生むことにもなります。こういった国会日程のあり方も、総選挙で皆さまにご判断を頂きたいと思います。
首班指名も終わりましたので、地元に戻り、4年間の活動と、今後のアフターコロナに向けた経済対策、格差解消に向けた底上げ策などを訴え、次も国会で仕事ができるように頑張ります。