水道法の質疑に立ちました。
委員会の質疑はわずか2日間。4時間と3時間45分で7時間45分。
この法案は水道の運営権を民間会社に許可するコンセッション方式の導入が含まれています。
大臣は、ひとつの選択肢と答弁していますが、政府全体では、補助金、交付金、数値目標まで掲げて、推進しています。
20年以上の長期契約により水道事業のノウハウを持つ職員がいなくなってしまう懸念、総括原価方式ですから、役員報酬や株主配当まで含まれた水道料金になる懸念、
災害対策など問いました。
質疑終了後、採決があり、自民、公明、維新などにより賛成多数となりました。立憲民主党、国民民主党が共同で、コンセッション方式を定めている第24条の4~13までを削除する修正案を提出しましたが、立憲、国民、共産の賛成で起立少数となり否決となりました。命の水を売り渡していいのでしょうか。