外国人受け入れ制度及び多文化共生社会のあり方に関する検討PT・視察

しげる工業株式会社で、外国人労働者の現状についてヒアリング。

太田市役所でヒアリング。外国人集住都市会議に参加している15都市のひとつ。

太田市内の農業関係の外国人労働者の状況視察

外国人受け入れ制度及び多文化共生社会のあり方に関する検討PT(プロジェクトチーム)として群馬県太田市、大泉町を視察しました。

しげる工業では、ベトナムからの技能実習生、日系ブラジル人の方を派遣として雇っておられます。ベトナム語の通訳が2人おり、マニュアルもベトナム語で作っているとのこと。

太田市役所では、時間をかけて多文化共生を進めてきたこと、日本語の苦手な児童、生徒への支援体制の話などを聞きました。全国外国人集住都市会議では、新たな外国人材の受入れについて(意見書)を内閣官房・法務省へ提出されています。

最後は、農業現場へ。インドネシアからの技能実習生がほうれん草の収穫作業。
働き手不足、家族帯同不可、期限が来たら帰国する実習制度の難しさ、昨年改正された入管法に対応するための書類準備の大変さなどをお聞きしてきました。

法務省の対応は入国管理が主であり、日本で暮らしていくための支援は自治体まかせになっているのが現状です。政府の外国人材の受け入れ・共生のための総合的対応策はいまだ取りまとめもされていません。今回の入管法改正はあまりに拙速です。

「報道1930」に出演

BS-TBSの報道1930に出演しました。

閣僚の“疑惑”と“資質” 国会で本当に議論すべきは何か
女性3議員と徹底討論!

  • 問われる「質問通告」の是非
  • 最大の焦点「入管難民法改正案」の行方
  • 8%? 10%? 軽減税率を巡る論戦

金曜レギュラー パトリック・ハーラン

あっという間の1時間半の生放送でした。
入管法の中身が何も決まっていない話、家族帯同が10年認められない非人道的な扱い、技能実習の本来の目的である発展途上国への技術移転との食い違い、
技能実習制度の過酷な現場を続けてはならないことなどお話をさせて頂きました。

コメンテーターの堤伸輔さん、有効求人倍率が上がったと安倍政権は誇っていたがそれは例えて言うと紙の表で、同じ紙を裏から見れば人手不足だった。 有効求人倍率の上昇を安倍総理の手腕だと言えるのか、と鋭い指摘をされていました。

入管法改正をする前に、現状の問題点をまず解決すべきです。